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CMA CGM、7-9月期に大幅減益

出版物名
Euro maritime Info at a glance
号数
4959
作成日/開催日
2023-12-13

仏海運大手CMA CGMは7-9月期の純利益を3億8800万ドルと発表した。前年同期には70億ドルを超える純益を達成していたが、それと比べて大幅な減益となった。

CMA CGMはコンテナ海運では世界第3位の大手。コンテナ運賃は、新型コロナウイルス危機後の回復期に需要の急増を受けて大幅に上昇。海運各社の業績を大きく押し上げていた。それが通常の水準に戻ったことで、各社とも一時は水膨れしていた利益が急速にしぼんでいる。CMA CGMは、7-9月期に0.9%の輸送量増加を記録したが、平均運賃は52.3%の大幅減を記録。売上高は42%の減少を記録した。

競合大手のマースク(デンマーク)は、業績悪化を理由に1万人の削減計画を進めているが、CMA CGMは今のところ人員削減は行わず、調整は用船を減らし、現有船隊の運用を中心とする形で行う方針。また、南米やアフリカなど増加が見込める航路を配置換えで増強する。

同社は、2027年までに船隊中のLNG燃料船とメタノール燃料船を120隻まで増やす方針で、船隊規模の増強は続く。CMA CGMの予想によると、世界の船腹量は、この7-9月期に5%増加し、2024年にも8-9%増となる見通しで、世界貿易が3.3%の成長を確保できるなら船腹量の増加の吸収も可能だが、船腹量過剰により料金競争が生じる恐れがあるとしている。

 

出典:

Les Echos, “CMA CGM redescend sur terre après ses profits records ”

https://www.lesechos.fr/industrie-services/tourisme-transport/cma-cgm-redescend-sur-terre-apres-ses-profits-records-2028230