仏政府、海流発電プロジェクトに補助金を付与
- 出版物名
- Euro maritime Info at a glance
- 号数
- 4949
- 作成日/開催日
- 2023-11-28
仏連帯・エコロジー転換省は、英仏海峡ラブランシャールにおける商業的海流発電プロジェクト「Flowatt」に6500万ユーロ以上の補助金を付与すると発表した。「Flowatt」はシェルブール(マンシュ県)沖30キロの場所に、2026年までに2.5MW級の発電機7基を設置する計画。発電機は20年間稼働する。電力には固定買取価格が適用される。垂直配置型の海流発電タービンはHydroquestが開発、CNMが製造する。運転はQairが担当する。年間発電量は11-13TWhが見込まれる。すでに、1MW級の発電機についての実証試験がコートダルモール県パンモル沖において2年間にわたり実施されている。 フランスでは、フィニステール県ウエサン島沖において、サベラ社製の海流発電機が稼働している。
出典:
Usine Nouvelle, “Une ferme hydrolienne commerciale au raz Blanchard”.
https://www.usinenouvelle.com/article/une-ferme-hydrolienne-commerciale-au-raz-blanchard.N2166862